
ゲートガールのあらすじ
色々な部活に助っ人に出るようなスポーツ万能少女、いちごは、同じく運動方面で超有名な少女であるふたばにゲートボール勝負で惨敗し、本格的に競技に取り組むことを決意する。初めは教本を読んでの練習だったが、ちょっとスケベな「ゲートボールの神様」を名乗る老人が現れアドバイスしてくれたことでコツをつかみ、仲間も見つけて、徐々に本格的な試合へと移っていく。
しかし、ゲートボールは本来団体戦で、しかも相手への妨害も当たり前のかなりハードなルール設定でもあるため、勝利するのは簡単なことではなかった。特に「神様」の実力は抜きん出ていたが、一方で美少女のいちごたちと「条件」付きで試合をする老人たちにも色々と重圧はかかってきて、試合は意外な方向へと流れていくのだった。
ゲートガールの見どころ
今やほとんどのスポーツをテーマにした漫画が描かれているように思える中で、本作のゲートボールという題材は超異色。しかし優れた戦略性やスリリングなゲーム性などの魅力は余すところなく描かれている上、ほぼ筋力が関係しないスポーツであるため、いちごたちのような萌え系美少女の大活躍も意外にも不自然ではなかったりと説得力もある。
作中展開も王道で、用具とある程度の場所があれば、年齢、性別に関係なく「いい感じ」にプレイでき得るスポーツの良いアピールにもなっている。ゲートボールのスティック状の道具を使った競技は他にもあり、趣味の幅を広げるきっかけという点でも本作の一読はオススメすることができるのではと思います。