車椅子の息子さんを持つTAKERU/TK2/YUUさんは、そんな満員電車の中で「浪花のヒーロー」に出会ったのです。
新大阪からのJRは、超満員。ドアから少し進んだとこのつかまりどころなしの場所に車椅子をとめる。めちゃくちゃ揺れてその度に人が車椅子に圧をかける。息子氏涙目、必死で車椅子に覆い被さって息子を守っていたら、突如浪花のおっちゃんが現れた!→
—
TAKERU/TK2/YUU (@Takeru_FTX) May 5, 2018
https://platform.twitter.com/widgets.js
車いすを押しのけるつもりは無いけれど、後ろから圧がかかるから仕方がない。周囲の人も、そんな気持ちだったのではないでしょうか。しかし、1人のおっちゃんが車内の皆を動かしました!
「兄ちゃんも姉ちゃんものいたらんかい!そのもたれるとこに車椅子おかしたれや!ほれ、車椅子の兄ちゃんこっちこいや!ここ入れ」
「いや、おっちゃん嬉しいけども、少しも身動きできひんのよ、無理や、ありがとう」と丁重に断りしたら→—
TAKERU/TK2/YUU (@Takeru_FTX) 2018年5月5日
https://platform.twitter.com/widgets.js
「遠慮せんでええて、無理ちゃうで、ほれ!そこの若いのん!てっとうたれや!」て、いきなり大学生風お兄さんが指名され、周りの人が少しずつゆずりスペースができ、息子の車椅子は見事にもたれかかりのスペースにおさまった!
その後、何人かの若い人が、年配者や赤ちゃん連れに席を譲りだし→—
TAKERU/TK2/YUU (@Takeru_FTX) 2018年5月5日
https://platform.twitter.com/widgets.js
そのあと最初はイヤな顔する人もいたのに、何人かの若い人たちが、年配者や赤ちゃん連れに席を譲りだし、めちゃくちゃユニバーサルな車内になった!
真のリーダーは時に批判を浴び、嫌な顔をされながら、こうして誰かのために声を上げ、民衆を動かす。年齢や立場や国籍など、なにも関係ない。
—
TAKERU/TK2/YUU (@Takeru_FTX) 2018年5月5日
https://platform.twitter.com/widgets.js
そんな浪花のおっちゃんの行動に、「かっこいい!」と称賛の声が挙がっています。
カッコいいとは、こういう事やな~!
— Hanaはなげのおばちゃん (@eka_modan77) 2018年5月6日
https://platform.twitter.com/widgets.js
おっちゃんすごい!自分だったらって考えたら万が一思うことはできたとしても行動はできないだろうな。でもそんな人になりたい。
— Mana Terada (@mana_terada) 2018年5月5日
https://platform.twitter.com/widgets.js
さらに、去り際までかっこいい!!
次の駅で降りて行くおっちゃんの後ろ姿に「ありがとう!」と声をかけたら、イヤイヤって手をふって降りて行かれました。かっこよすぎるやろ
—
TAKERU/TK2/YUU (@Takeru_FTX) 2018年5月5日
https://platform.twitter.com/widgets.js
正にヒーロー!なかなか真似できない行動だからこそ憧れます。そして感動します。
念のため補足的に。全ての人がこのツイートに出てくるおっちゃんみたいな行動をする必要はもちろんないし、満員電車で体調が悪い人は車椅子の人間だけじゃないことも理解しています。お疲れのところ譲ってくださった皆さんに心から感謝します。https://t.co/E8mLKYA4O5
—
TAKERU/TK2/YUU (@Takeru_FTX) May 6, 2018
https://platform.twitter.com/widgets.js
日頃は車椅子で電車に乗ることは極力さけて大体どこでも車でいきます。息子が小さかった頃に、電車に車椅子を乗せることの大変さに心が折れまくりいつしか電車は使わなくなり。だから昨日みたいな事が起きたのは純粋に嬉しかったのです。おっちゃんの行動が正しいかそうでないかじゃなく
—
TAKERU/TK2/YUU (@Takeru_FTX) 2018年5月6日
https://platform.twitter.com/widgets.js
ほんとに助かったんです。願わくば、誰もが安心して使えるようにハードが整うといいなと思いますが、ちょっとした気持ちで、随分助かる場合もあるのです。こうあるべきだとか、どうしてほしいではなく、助かりました!ありがとう!と言いたかっただけなのです
—
TAKERU/TK2/YUU (@Takeru_FTX) 2018年5月6日
https://platform.twitter.com/widgets.js
浪花のヒーローが教えてくれたのは、声を挙げれば満員電車の車内も変わるということだけではありません。多くの人が、「ちょっとした気持ち」を持っていると示してくれました。
ホントはみんな誰かに優しくしたいのに、ちょっと勇気がないだけなのかもしれないですね。
— 馬 闊多 (@smmakoto1) 2018年5月6日
https://platform.twitter.com/widgets.js
皆が優しい気持ちを全く持ち合わせて居なければ、おっちゃんが何を言っても誰も動かなかったはずです。
ヒーローにはなれなくても、全員が自然と動ける世の中にしていきたいですね。